アーモンドミルクと普通の牛乳、どっちがいい?

アーモンドミルクと普通の牛乳、どっちがいい?
WORKOUT for beauty Yurieです。
たくさんの種類が発売されてますます市民権を得ているアーモンドミルク。
牛乳より口当たりも軽く私も大好きで時々飲んでいます。牛乳の代わりに飲む場合が多いと思うので、牛乳よりも成分がいいの?と聞かれることがあるので、今日はアーモンドミルクと牛乳を比べてみます。栄養は200mlあたりで比較しています。
カロリー
カロリーは牛乳137Kcalに対してアーモンドミルクは39Kcal。アーモンドミルクの方が軽い口当たり、牛乳の方がしっかりお腹にたまる感じがあります。
カロリー:牛乳>アーモンドミルク
炭水化物・タンパク質・脂質
カロリーが含まれる三大栄養素を比較すると
牛乳:アーモンドミルク
炭水化物 9.9g:3.9g
タンパク質 6.8g:1.0g
脂質 7.8g:2.9g
となり、カロリーに反映されている通り、三大栄養素は全て牛乳の方が多く含まれています。
炭水化物:牛乳>アーモンドミルク
タンパク質:牛乳>アーモンドミルク
脂質:牛乳>アーモンドミルク
カルシウム
牛乳を飲む理由はカルシウムを摂取するためという方が多いと思います。牛乳200mlに含まれるカルシウムは227mg。
厚生労働省によると1日に推奨されているカルシウム摂取量は女性約650mgとされているので、牛乳1杯飲めば1日の1/3以上を摂取できることになります。ちなみに上限は1日あたり2500mgと言われています。
対してアーモンドミルクは60mg。牛乳の代わりにはなるほど多くはありませんが、比較的多くカルシウムを含む食品です。また、アーモンドミルクはカルシウムの吸収を促進するビタミンDを多く含みます。
引用:厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」
カルシウム:牛乳>アーモンドミルク
ビタミンD:アーモンドミルク>牛乳
アーモンドミルクと牛乳
それぞれのメリット・デメリット
アーモンドミルクはカロリーが低いことやビタミンDが豊富に含まれていること以外にもコレステロールが0、乳糖が適切に消化できない乳糖不耐症の人でも飲めるといったメリットがあります。
また、日本では禁止されていますが、家畜の成長を早めてより多くの牛乳や肉を生産するために乳牛に成長ホルモンや抗生物質が投与され、牛乳や肉に混入しているそれらを人間が摂取することで健康に悪影響があることがわかっているので、そういったことを避けるためにアメリカなどの海外では特に牛乳以外のオプションを選ぶ人も増えています。
ただ、最近は乳糖不耐症の人でも飲めるラクトースフリーの牛乳や成長ホルモンなどを使用せずに飼育した牛から取れるグラスフェッドの牛乳なども発売され始めています。
アーモンドミルクのデメリットは価格が高いこと、そして添加物が多いことです。添加物が入っていないアーモンドミルクもありますが、現状は1Lで最低でも800円くらいです。
健康に関するデメリットではありませんが、環境に配慮して動物性食品を摂取しない人も増える中、アーモンドミルクを生産する過程で使用する水の量が環境破壊につながるという説もあります。
どっちを選べばいい?
どちらが100%いい!ということではなく、何のために牛乳・アーモンドミルクを飲むのか?と考えて選びましょう。
例えばダイエット中はカロリーを抑えるためにアーモンドミルクに変えて、カルシウムを補うために小魚や小松菜といった他の食べ物から摂取する。カフェオレが好きで1日2回飲むので、1回は牛乳、2回目はアーモンドミルクにするなど、どちらの方が優れている、ではなくて自分のライフスタイルに合わせていきましょう。
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